ヨサヲさん
ヨサヲさんも興味持っていただいたオープンしたての元立誠小跡のホテル、行ってきました!
感想はそうですね…地元に配慮して小さな図書室や高瀬川の歴史コーナーがありました。木屋町通に面した校庭は塀がなくなり、芝生のオープンスペースに。京都国際マンガミュージアムに似た感じです。
こんな具合で、新風館の「高級感」とは違うのですが、ここはここで京都っぽくない。
というのも、1階のテナントは台湾のタピオカや金沢のレモネード、ご存知・カリフォルニアのブルーボトル・コーヒーなど、「京都のブランド力」を信じるパイロットショップ的な店舗が中心の印象でした。訪れたのが平日夕方ということもあってか、店舗のお客様はかなり少なめ。次回は休日に行ってみます。
立誠小は明治期に町衆が出資して創設した番組小学校の流れをくんでいます。命名したのは、明治維新と東京遷都で荒廃した京都を立て直した知事・植村正直。(この植村、京都ぶっ壊しの張本人・長州藩出身なんですけどね)小学校は移転を重ね、高瀬川沿いで歴史を歩み始めたのは90余年前。ですので、美しいロマネスク調の建物はレンガや石ではなく、当時流行だった鉄筋コンクリートなんです。
この趣あるファサードを、ホテルがそのまま活用してくれているのは大歓迎ですが、ぺったりとしたベージュ色に塗りなおした感じが、うーん。
もちろんコンクリなので、「開校当初はこうだったはず」と言われればそれまでなのですが、難しいですよね…修復をどの時点に合わせるかは。よくあるじゃないですが、「ヨーロッパで古い像を修復したら、えらいことになっちゃった!」というニュース。(そういえば、日本でもありました。日光東照宮のサル塗りなおし問題。請け負ったのは、京都にも深い深ーいかかわりのある有名経営者が代表を務める企業なんですが)。
閑話休題!
ヨサヲさん泥酔思い出の「こんなトコに、小学校が!」にも、大切な意味がありました。法律で小中高校がある場所から100メートルは風俗営業ができません。小学校の存在は、いっけんカオスな木屋町通が野放図に荒廃しないための一定の抑止にはなっていたのです。
京都市内の歴史ある小学校の多くは繁華街や観光地にあります。少子化で事実上「閉校」となっても「休校」「元」と呼び続けるのは、地域の深い愛着はもちろん、周囲の街並みや地域の「品」を守るうえで、小学校がキーステーションだったからでしょう。
こどもが減って、まちの風景が変わったのは与謝野も京都市内も同じでしょう。それにしても、今年の夏は…。
ヨサヲさんの言う通り、私たち大人はひと夏ぐらい「我慢と慣れ」でいいけれど、こどもは海や山ではしゃいで過ごしてほしいのに。夏の日差しのなか、小さい子がマスクして歩いている姿を見ると、切なくなります。
ミヤコさん
元立誠小学校跡地にホテルがオープン、いよいよ、そうなりましたか。
大学生の頃、河原町通り裏手先斗町界隈で飲みふけり酔っぱらいながら、この元立誠小学校を見ては、「おいおい、なんでこんなところに小学校があるんや!」とみんなで声をあげていたのを思い出します。
河原町通りの裏手や先斗町は夜の店ばかり、昼に訪れる理由もなく、元立誠小学校を見るのはいつも夜でしたし、いつも酔っぱらっていました。その後、閉校と聞き、いろいろ調べてみたら歴史的にも建築物的に価値ある小学校だったことを知りました。そして、このニュース。何とも言えないなあ。
確かに、京都の町をうろつくと、閉校後の小学校の再利用の姿に思わず出くわします。今後ますます増えそうですね。出くわしたいのは、静かにたたずむお寺であって。あんまり喜べないなあ。
そうですね、本来なら祇園祭りだったんですよね。先週来、またまたコロナ感染者が増えて気がかりな日が続いてます。第二波の兆候?いや来てる?日々新聞を見てながら、危惧しています。
一方、スポーツ面では、プロ野球だったり、サッカーだったり、そして京都府の高校野球だったり、白熱した試合の様子が大きく写真で取り上取り上げられています。でも、観客はいないんだよな。ベンチから大声も張り上げることできないし。ベンチはみんなマスクしているし。
政府のGO TOトラベルキャンペーンもスタートしました。最近の新聞広告では、キャンペーン値引きされた旅行代金が表示されています。でもお宿は5万件のキャンペーン登録想定に対して、まだ7000件ほどの登録しかないとのことらしい。大丈夫?
マスク不足は解消されているにも関わらず、あれだけ不評だったマスクがまた配布されるとも。
いやいやいやいや、日本中が、混乱しているよぉ!!!
そんなこんなで、この夏はさっぱりです。先日、むしゃくしゃ気分解消のため、夏の曲半日ずっとを聴いていました。聞いてた頃を思い出し、いかに今の状況が異常であるかを実感しました。
半年もこんな生活をしていれば、この生活が日常となってしまいます。人間の適合能力の高さでしょうが、こんな生活に慣れることの異常さも感じます。
ええいっ!というわけで、スカ丸かじり、そんな丹後の1日です。