京都府北部エリア、丹後地方に位置するここ与謝野町は古くから高級着物の代名詞である「丹後ちりめん」の織物業を生業としてきた人々が暮らしています。
その織物業の物流拠点で栄えた「ちりめん街道」の町並みには、明治・大正・昭和の時代を経た商家が今に残ります。とりわけ「旧尾藤家住宅」は旧家の格式さとモダンさを兼ね備え、当時の街の繁栄の面影を色濃く残しています。
この歴史文化の流れを感じる空間で、正絹の着物を身に纏う和装の所作をご体験され艶やかで贅沢な時間をお過ごしください。手ぶらで気軽に!
平成29年4月、与謝野を含む丹後地方2市2町の『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』が日本遺産に認定されました。江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」は、しなやかで染色性に優れ、日本の和装文化を支えてきたとして、丹後地方の歴史文化が遺産として認定されています。
体験いただける正絹織物の着物は、すべて「丹後ちりめん」の着物です。お客様には現物をご覧頂き、お好きな着物をお選び頂けます。
着物を着ていただき、与謝野の風呂敷工場を訪問。現地では実際に生地が織られる工場の見学と、風呂敷の包み方体験をお楽しみ頂けます。
文化的な建物が立ち並ぶ「ちりめん街道」の散策のほか、丹後一の宮「籠神社」への参拝等、着物を着ての町の散策もご用意しています。