ヨサヲさま
フォトロゲ与謝野、絶対参加したいです!
オリエンテーリングに、インスタやFacebook投稿でより人々が得意になった写真を組み合わせたのがミソですね。チームで歩き回れば、あっという間にまちに詳しくなり、大好きになっているはずです。素晴らしい!
私は5年ほど前にスコットランドのネス湖に近いフォレスという街に短期留学していたのですが、同じような街探検をしました。マップは写真ではなくイラストでしたが、指令がなぞなぞになっていて、図書館や小さな博物館、商店の人とコミュニケーションして謎を解きながら、街をめぐるのです。半日歩き回った後には、見知らぬ街に知り合いもでき、歴史や産業に詳しくなり、まちが愛しくなりました。そして、くじ引きでペアになったドイツ人女性とは、今でも仲良しです!
国内どこの地域にも「街歩きマップ」があって観光の助けになりますが、同じなら楽しく、そして、競争のワクワク感も味わいたい。与謝野開催、待ち遠しいです。早朝からなら、山の家に前乗りだ!
さて、秋の観光シーズンを迎えて、コロナの増減を横目に、京都市内もめちゃくちゃ人が増えてきました。なんと、コロナ流行前の週末よりも9月4連休は繁華街の人出は3割~5割増だって! こんな調子で大丈夫? マスク姿の人の波に、生活者は少々不安です。
とはいえ、凍結状態だったさまざまなイベントが動き出したのは、うれしいことです。
たとえば「KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭」。
2013年に始まった新しいイベントですが、市内各所で多彩な作品が展示され、会場となる場所とともに目が離せません。例年春開催なのですがコロナの影響で秋に(10月18日まで)。今回のテーマは「VISION」で、市内のギャラリーや寺院(建仁寺の両足院ほか)、府庁旧本館などで13の展覧会が開かれています。
私のおすすめは鯖街道の起点で知られる出町枡形商店街を会場にしたオマー・ヴィクター・ディオプ(セネガル)のインスタレーションです。約1カ月間京都に滞在し、今も職住一致で活気を守る商店街の人々を、店主自慢の商品とともに撮影しました。幸せに満ちたポートレートは、アフリカンな色遣いでポップにコラージュ。巨大なプリントに仕立ててタペストリーのようにアーケード内に吊るされています。
写真はオマーの作品とモデルの井上果物屋。タオルを首に巻いているのが店主さんです。時計屋さんの作品も付けますね。アート感度高いのはもちろん、遊び心も満載です!
フォトロゲ同様、まちの暮らしを知り、地域に生きる人々がいとしくなるようなアプローチ。秋の京都でぜひ、味わってくださいね。土産には出町ふたばの「豆餅」もおすすめ。長蛇の列に思わずひるみますが、さばきが小気味よく、結構早く買えますよ。
ミヤコ様
この4連休はいかがお過ごしでしたか。どこの観光地も混雑した様子がTVで放送されていますが、この後の感染状況が少し気になるところですね。
私は、ホップレンジャーのご縁で、富山市の坂の町フォトロゲーニングに視察そして参加してきました。今回はそのご報告です。
「フォトロゲーニング」ってそもそも何だ?からですよね。実は、私も最近知りました。企業の研修の一環としてチームワーク造成のために地図をもってフィールドを巡る「オリエンテーリング」(若い頃、よくやりました。)に、競技性、スポーツ性、ゲーム性、クロスカントリーの側面、そして観光の側面をミックスさせたエンタテイメントスポーツです。(エンタテイメントというと、競技に参加されている方には失礼になるかもしれません。)
いかにも現代的ですし、さらには、今まさに日々過ごすwithコロナ時代にマッチしています。私は3か月前に知り、ここ与謝野でもこのエンタテイメントができないかという想いもあって参加してきました。
各チームがスタート時点に集合した順にマップを受け取ります。そのマップにはフォトポイントの写真が約50か所一覧となっています。フォトポイントにはそれぞれ難易度に合わせて(距離、標高差など)得点が表示されていて、また食事をしたら〇〇ポイント、電車を見たら〇〇ポイントとか、ゲーム性のポイントもあります。
要は決められた時間に(3時間、5時間)にいかに戦略的にフォトポイントを巡りスマホで写真を撮り、総合得点を競うスポーツでありゲームです。
一方、町中(結構広い範囲=半径5キロ圏内くらい)のフォトポイントを探し巡るので、十分な観光散策として楽しめます。
スタートは7時30分。地図を片手に急ぎ足で町を巡り始めました。フォトロゲリピータ―(競技者)は、さっさと過ぎ去っていきます。まあ、目的が違うからと自分のペースで地図に載ってるフォトポイントを探して歩き続けました。歩き廻ること3時間13キロ。こうしたイベントでもなければ絶対これだけ歩かない。これだけの観光スポットを廻らない。私は時間内で町の中心部を出るようなことはできませんでした。しかしこなれた皆さんは、勝つため=高得点ポイントを獲得するため、先に町を飛び出し最後に中心部を巡るという作戦の方がほとんどでした。
こうして各々チームの参加の目的によって楽しめること、チーム(家族や仲間)で廻る順番の戦略を立てる楽しみ、町というフィールドで楽しめることはこれからのwithコロナの観光のあり方を考える上で。とても参考になりました。ホップレンジャーのご縁で、このフォトロゲゲームクリエイターの方と知り合い、与謝野町での開催企画まで考えられるとは。ほんとご縁の賜物です。
そして、この八尾町は、おわら風の盆の祭りで有名なところ。毎年9月の1-3日に行われる祭りも今年はさすがに中止。町の皆さんはこの悔しさを来年に向けて蓄えているようで、今からエネルギッシュです。
来年は、ぜひこのお祭りも観てみたい!
フォトロゲ与謝野開催に向け、始動です!