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ヨサヲとミヤコの往復書簡 京都に憧れる与謝野のヨサヲ。与謝野に憧れる京都のミヤコ。往復する2つの想いは、ただの雑感? それとも…。
戦国武将はバサラでおしゃれ! 令和2年2月4日

ヨサヲさま

「麒麟がくる」見応えありますね!斎藤道三の「お茶で毒殺」をめぐる伊右衛門の粋なツイートもあり、話題性も十分です。
 確かに、衣裳の派手さが賛否両論です。「戦国時代=地味」はまったくの間違いで、彼らは競い合うようにおしゃれだったといいます。きものだけではなく、たとえば、兜。鳳凰や蝶を載せた奇抜なデザインから、1メートルに迫る三日月型の飾りや羽根を付けた兜もあり、敵ならずとも、度肝を抜かれます。
 装具やきものの色遣いでは、たとえば、武田や真田の「赤備え」が有名ですよね。鮮やかな朱色や赤が合戦場でもかっこよかったことでしょう。
 ちょっと心配なのは原料。兜や甲冑の赤は、当時の貴重な「辰砂」で出されていたそうです。しかし、武将をはじめ、当時の人々が普段まとうきものは草木染めが主流では?自然由来であそこまで出せるかは少し疑問です。それに、周囲の草原や空までが蛍光色で目がチカチカしちゃう。これは、気合いのこもった4K撮影を、4K対応ではないテレビで見ているせいでしょうか?

 しかし、いずれにせよ、「昔は地味」という固定観念に一石を投じるのは大賛成!
 私は仕事がら映画についての話をする機会が多いのですが、いまの若い人が「モノクロは白黒映画で地味」と思っているから、残念なのです。
 一見モノトーンにみえても、白と黒の間には、無数の美しいグレーのグラデーションがある。ヴェネチア国際映画祭でグランプリを獲った溝口健二の「雨月物語」「山椒大夫」などは、観ているうちに豊かな色彩すら感じます。
 実際の現場は色彩に満ちていたはず。体感するなら、マーティン・スコセッシ監督の映画「ヒューゴの不思議な発明」がおすすめです!20世紀はじめに実在した映画監督を描いたステキな映画で、モノクロ・サイレント時代の撮影現場がいかにカラフルで活気に満ちていたかを忠実に再現しています。私は大好きで何度も観ています!

 さて、「凍てつくような寒さ」を感じないままに1月が終わり、今週は節分でしたね。厄よけとともに立春大吉を味わいに、市内屈指の節分詣の名所・吉田神社(左京区)に出掛けました。迫力満点の「鬼やらい」はもちろん、お楽しみは福豆に付いた抽選券で当たる大福引き大会!境内には、お菓子から旅行券、車まで、企業から提供された景品が並び、思わず「とらぬ狸」で射幸心をあおられました。

 

 今回のメイン写真は、旧年の神棚飾りや護符を炊き上げる「火炉祭」の巨大な御座です。露店が並ぶ参道や人々でごった返した境内は、ウイルス予防にマスク姿も目立ちます。厄よけの願いを込めて、浄火でウイルスを駆逐してほしい!

ミヤコ
麒麟がきた! 令和2年2月4日

 1月19日よりNHK大河「麒麟がくる」が始まりました。
 放送まじかになっての「まじか!」のトラブルが発生しましたが、蓋を開けてみると視聴率初回19.1%、2回目17.9%と上々のスタート。結果的にはトラブルのマスコミ報道が強力な番宣になったようですね。
 私も、「竜馬がゆく」の福山君以来久々の大河視聴、ウォッチ。主人公、明智光秀の後半人生が福知山を中心にしたこの丹後エリアのため周囲の盛り上がりがすごく、しかもこの大河放送による観光客増加の期待もできるものですから。
 実は、この年末年始の福知山城来客は、前年の5倍と大幅増加。先日関係者の方とお話しする機会があって、年末年始は休なしの大忙しで辛かった!と嬉しそうに話されました。
 大河は一年かけての放送だけに、人生後半は夏休み明けになるようですが、今からこんな状況だと福知山市は光秀特需に沸く一年になることでしょう。

 さて、その大河ですが、初回を見てびっくりしました。
 光秀をはじめとする登場人物の着物姿の派手さ。SNS上でも衣装の色彩が鮮やかだとか、見ていて楽しいとか様々な評価があがっています。個人的には、ぜんぜんあり!
武将たちだけでなく、農民たちの衣装も派手派手。一寸先は闇の戦国の大変な時代だからこそ、日々生きる人々の不安を吹き飛ばす、何かしら希望や夢の空気感を見事に表している感じがします。
 衣装担当は黒澤和子さん。戦国時代は、武将たちの個性が輝いた時代ということもあり、この演出だとか。さすがです。
 こうした、型にはまらない派手な衣装が自然に受け入れられたらいいなあと。特に大河に興味のない若い世代の方に。丹後は「丹後ちりめん創業300年」がスタートしました。ポスターに起用したのは、シーラ・クリフさん。彼女の着物コーディネートも自由で斬新でかっこいい。ポスター写真の着物は、1951年、女優の若尾文子さんが着られた着物。半世紀を経てシーラ流アレンジで、今に蘇らせてくれました。このエリアの産業の沈滞ムードを払しょくしてくれると期待しています。

 麒麟とは、平和の使者が連れてくる霊獣。もしくはその使者自身の化身。
 大河を見るまで、麒麟とは織田信長とばかリ思っていましたが、明智光秀との解釈なのでしょうか。
 大河はともかく、この地においては、麒麟は間違いなく観光客の皆さん。
麒麟がきてます。(笑)

ヨサヲ
与謝野町観光協会 会員企業
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