ちりめん街道 重要伝統的建造物群保存地区【京都府・与謝野町加悦】

街道観光マップ

旧加悦鉄道加悦駅舎

旧加悦鉄道加悦駅舎

大正14(1925)年に設立された加悦鉄道は、丹後ちりめんの輸送をはじめ、住民の交通手段として、また太平洋戦争期には大江山から採掘されたニッケル鉱土の搬出路線として活躍しました。加悦鉄道は加悦に国鉄宮津線が通らなかったことから、大正14年(1925)に全長5.3キロの私鉄として住民主導で敷設されたものです。地域に根付いた鉄道は、廃線までの約60年間、多くの人に愛されました。

この建物は実際に使われていた旧加悦駅舎を移築したもので、洋風の木造2階建ての駅舎前には珍しい腕木式信号機や懐かしい郵便ポストがあります。また鉄道資料室では加悦鉄道に関する資料を展示しています。

ジオラマの展示

ジオラマの展示

鉄道のジオラマを展示しています。通常は列車は走らせていませんが、1年に1度、ちりめん街道まるごとミュージアムの際は、ジオラマの範囲を5倍程度に拡大して組み立て、ミニチュア列車を走らせるイベントを行っています。

通票閉そく機

通票閉そく機

単線の路線で列車が衝突しないようにするため利用されていた装置です。各駅に設置され、電気的につながった通票閉そく機には通票が入っており、列車はこの通票がないと走る事ができない仕組みになっていました。その上で通票をA-B駅間で1個しかとりだせない仕組みにすることで、列車の衝突を防いでいました。

SL鉄道関連品の展示

SL鉄道関連品の展示

紙綴器(ホッチキス)や手回し計算機、タイプライターをはじめ、当時加悦鉄道で使われていたSL列車の関連用品を常時展示しています。

旧加悦鉄道加悦駅舎のご案内

施設名 旧加悦鉄道加悦駅舎
営業日 土・日曜日、祝日
営業時間 9:00~17:00
住所 〒629-2403 京都府与謝郡与謝野町加悦433
連絡先 TEL/FAX 0772-43-0155
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