はじめまして。私はシーラ・クリフと言います。
 与謝野の観光サイトで新しく始まったコラムへの初投稿となります。
私の着物への愛を読者の皆さまと共有するとともに、着物にまつわる物語や気付きの数々をお伝えしていく中で「和装についてもっと知りたい」という気持ちになっていただければ幸いです。

丹後地域は、数百年間にわたり日本の織物産業や着物産業の中心地の一つを担ってきました。このサイトでコラムを掲載するのはそうした理由があるからです。
丹後地域の歴史は、糸や織物、染め物、シルク、着物と共に歩んできた歴史です。私は生まれも育ちもイギリスですが、大人になってからは30年以上日本に住んでいます。
私は元々、子供の頃からアートやファッションに興味がありました。そして日本に来て着物と出会い、あっという間に心を奪われました。その着物のデザインが色とりどりで美しく、生地も非常になめらかで手触りが良かったからです。
そこから着物の着方や着付けの教え方を学んだり、趣味で型染めをやってみたりしました。また、着物の歴史について勉強も始めました。
やってみるとこれがとても面白く、ずっとやめられなかったという感じですね。着物って柔らかなシルクの上に可愛いデザインが描かれているだけではなく、多くの種類があることも学びました。

その後、着物をテーマに博士号を取得し、数冊ですが本の出版も行っています。2017年に出版した『The Social Life of Kimono』(Bloomsbury)は私の論文をベースにした本で、1870年代日本に西洋風のファッションがやってくるずっと前から、日本には独自のファッションシステムがあったことについて解説しています。
2018年に出版した『Sheila Kimono Style』(東海教育研究所)は写真集で、四季折々の着物コーデをご提案し、着物と季節がいかにマッチするかを示しています。

着物について教えたり、学んだり、誰かと共有したりすることは、ライフワークとしてこれからも楽しみながら続けていきます。
もちろん小さなファッションショーや様々な新しい取り組みも続けていきますよ。これからのコラムをお楽しみいただければ幸いです。




















 私たちはボートに乗り込み、スパークリングワインを一杯いただいて、港を出発しました。乗船中にちょうど夕日が沈んでいき、途中で雨も止んできたので、デッキに上がりました。響くサクソフォンが演奏され、音楽と海風を楽しみながら、遠く海岸沿いにぼんやり灯る明かりの数々を眺めていました。それはまるで夢の世界にいるような感覚でした。
 私たちはボートに乗り込み、スパークリングワインを一杯いただいて、港を出発しました。乗船中にちょうど夕日が沈んでいき、途中で雨も止んできたので、デッキに上がりました。響くサクソフォンが演奏され、音楽と海風を楽しみながら、遠く海岸沿いにぼんやり灯る明かりの数々を眺めていました。それはまるで夢の世界にいるような感覚でした。































































 そして、こちらの中近東のブルーのモザイク柄は、日本の浴室タイルから着想を得た帯と合わせて、美しい着物とのコントラストを際立たせています。
そして、こちらの中近東のブルーのモザイク柄は、日本の浴室タイルから着想を得た帯と合わせて、美しい着物とのコントラストを際立たせています。
 また最近では、「不思議の国のアリス」の物語を女性の着物に織り込んだ力作を発表されており、先月私もTV出演させていただいたNHK総合「世界はほしいモノにあふれてる」の着物特集でも紹介いただきました。これら全てのデザインを織りの技術で仕上げるのは、想像以上に複雑なのだそうです。
また最近では、「不思議の国のアリス」の物語を女性の着物に織り込んだ力作を発表されており、先月私もTV出演させていただいたNHK総合「世界はほしいモノにあふれてる」の着物特集でも紹介いただきました。これら全てのデザインを織りの技術で仕上げるのは、想像以上に複雑なのだそうです。




