加悦谷で唯一の日蓮宗寺院。元は加悦奥にあった法光寺が現在地に移転して功徳庵と称し、それを実相寺と改めたとされています。法光寺の成立は永禄3年(1560)と伝えられており、慶長7年(1602)の町絵図には実相寺の位置に功徳庵が描かれています。
ちりめん街道がクランクする位置にあり、石垣と山門の風格が印象的。階段を登り境内に入って左側に、金色蚕糸神を祀る金色堂があります。この金色蚕糸神は、養蚕・生糸・織物の守護神として尊崇おり、毎年秋には感謝と織物業界の繁栄を祈願する「金色蚕糸神祭」が行われます。