ヨサヲさま
もう、感心しきりです!ヨサヲさんが富山のロゲイニングに初参加したのは、つい数ヶ月前のこと。「面白い!」と感じたら即、アクション。この聞き慣れぬイベントとはなんぞや?から周囲を説得し、そしてコロナ禍もあって、実現にこぎつけるまで苦労の連続だったでしょう。
しかし、きっと大きな成果があったはず。「ファン光」ロゲイニングで里を探訪された方々は、与謝野の魅力を存分に発見されたはず。そして、1人1人が与謝野アンバサダーに。すてきですね!
千年椿、与謝野鉄幹・晶子、丹後ちりめん、加悦鉄道…。フォトポイントを羅列しただけで、与謝野の多彩な歴史を感じます。馥郁たる薫り。なんだかとっても上品です。
3連休は京都も再び満杯で、紅葉の名所は終日、長蛇の列でした。ここまで人が多いと、まるで街中に飛び交うウイルスが見えるよう。観光地には近づかないようにしましたが、そこで暮らしている人もいるからなあ。来週あたり、市内はどうなっているのか、とドキドキです。
不安を抱えつつ、まちは師走へと一直線。もうすぐ顔見世興行の「まねき」も上がります。
私は流行をかじってみようと、顔見世前の南座で開かれた「鬼滅の刃×京都南座 歌舞伎ノ館」に出かけてみました。こちらはコロナ対策で入場制限があり、ネットで整理券を取るシステムです。(観光寺院もそうすればいいのにね)。
さて、今年最大のヒット作と歌舞伎のコラボ。
確かに「鬼に家族を殺された主人公が妹を救うため戦いに挑む」というストーリーと歌舞伎は相性が良さそう。これまで「ワンピース」「風の谷のナウシカ」なども歌舞伎化されています。
けれども今回は「舞台化は時間かかるし、早く便乗しちゃおう!」感あり。内容は「歌舞伎扮装をしたアニメの特製パネル」と「登場人物と似た歌舞伎の役柄の衣装展示」が中心でした。
とはいえ、写真や動画を撮る人、グッズ全種類を購入する人などで会場は大盛況。舞台上でパネルと記念撮影できるコーナーもあり、足を踏み入れようとすると「お客様のチケットでは…」とやんわり制止されました。そう、チケットは「舞台入場+コラボ八ツ橋」の4500円から、「ロビー展のみ」の1200円まで細かく4区分に分かれていたのでした。いやはや。
顔見世といえば、上方歌舞伎の重鎮・坂田藤十郎さんが先日、亡くなられました。しっとりとした和事の第一人者であり、「曽根崎心中」のお初をはじめ当たり役は数知れません。昨年の顔見世が最後の舞台だったそうです。
藤十郎さんは、京都市生まれの生粋の京都人です。現在では「上方歌舞伎」の継承者といえども、若い役者は大半が東京生まれでしょう。古臭い言い回しですが、やっぱり上方の俳優は「鴨川の水で産湯をつかって」ほしいなあ。
今年は「坂田藤十郎」のまねきが上がらぬ、ちょっと寂しい師走の幕開け。ともあれ、コロナで公演中断がないことを祈らずにはおれません。
ミヤコさん
京都はもうクリスマス?コロナ禍の一年でもいつものようにクリスマスはやってきますね。巣ごもりが加速した1年、今年のクリスマスは乾いた空気に輝くイルミネーションの下ではなく、あったかい屋根の下なんでしょうね。
クリスマスの前に、与謝野町では今年最後のフィールドイベントを行います。
与謝野「ファン光」ロゲイニング。決まった時間(3時間)以内に、町中に点在するフォトポイントを巡り写真を撮って、そのフォトポイントの総合得点を競うフィールド競技です。
この9月、ホップレンジャーのご縁で富山市のロゲイニングに参加し、「これは与謝野でやれる!」と9月末から着手、年内開催目標で大慌てで設計し、実施にこぎつけました。ゲームクリエイトの方と何度も打合せ、与謝野を歩き回りフォトポイントの設定や得点決めなどまさに足で稼ぐ企画立案でした。
こうして与謝野を歩き回ると、我が町も「結構、見どころあるなあ」とあらためて実感。天の橋立や伊根の舟屋のようなキラーコンテンツはないけれど、至る所に文化・歴史・伝統産業を知るポイントがあります。与謝野鉄幹・晶子の句碑、SLや鉄道跡、千年椿、そして丹後ちりめん等々。退屈しない3時間、きっと大人も子供の楽しめるのではないかと思っています。ゲームクリエイトの方からも、「与謝野はロゲイニングに向いている町」とのお褒めの言葉も頂戴しました。地形的にも勾配が多く、フィールド(田畑)面積が広いなども大事なロゲイニング要素なようで。紅葉のタイミングとは少しずれたものの開放感あるフィールドは、十分秋を楽しめます。
町内の方はもちろん近隣6市町の皆さん、京都市からの参加の方など、まさにマイクロツーリズムイベント。
実は、京都市でもロゲイニングは開催されています。京都のロゲイニングってとてもワクワクしますね。きっとフォトポイントすべてが歴史・文化的意味を持つ日本史に出てくるようなスポットばかりなんでしょうね。碁盤の目の道もなにやら迷路感があって楽しそう。絶対、外国人受けしますよ。
やはり、京都はすごい。なににつけても与謝野の上を行きます。
唯一、与謝野ロゲイニングは田んぼ道や山道を歩きます。(もちろんコンクリート道路もありますが)フィールドとは、やっぱり土のにおいがしないとね。このフィールド感は京都に負けへん!
ミヤコさんも、いつかぜひ参加してね。