ヨサヲとミヤコの往復書簡 京都に憧れる与謝野のヨサヲ。与謝野に憧れる京都のミヤコ。往復する2つの想いは、ただの雑感? それとも…。
自然相手の体験は、想定外を楽しむべし! 平成31年2月20日

ヨサヲさま

 スノーシューのたよりにワクワクしました。
 私は雪山が大好き。大学時代は地元のスキークラブで滑りまくっていました。当時ブームだった「おしゃれ女子スキー」とは違い、リフトの営業前から「ハの字」で雪山を登っていくような体育会系スキーでしたが、滑降以上に好きだったのは、まるで自分がウサギやキツネになったように楽しい林間コースのハイキングです。
 しかし、社会人になってからスキーで怪我、激しいスポーツはできなくなってしまいました。そんな時に「スノーシュー」を知り、10年ほど前、滋賀県で体験しました。ザクザクと林間を歩き、「私にも楽しめる雪山スポーツがある!」と嬉しくなりました。
 名所を巡るだけの観光ではなく、その場所でしかできない体験こそ、思い出に残ります。日本人だけでなく、粉雪にも歓声を上げるアジア圏の旅行者などにも、スノーシューは忘れ難いステキな旅になるでしょうね。ポテンシャル高し、です!

 イベント前に降雪があり、良かったですね。京都市内も今冬は、積もる程の雪はなさそう。雪は不便だけれど、雪がないのは少し寂しい。都会住まいでも、雪の朝のあの静けさ、年に数度は味わってみたい。どう考えても、年々減っています。
 近年、季節の進み具合がよくわかりません。何が「平年・例年並み」なのか、予測が立てにくいと思いませんか?
 イベントの設定には頭を悩ませておられるでしょう。これからは「花」でしょうか。つぼみばかりの梅園にお琴のBGMが流れていたり、散り終わった頃に桜まつりがあったり。こんな時代、いちゃもんつけるモンスター観光客もいるかもしれないし。自然を体感するイベントは、参加者側も予測通りにいかないことも面白がる心で臨みたいです。

 写真は京都御苑の満開の紅梅です。蛤御門の南、皇宮警察前に桃園と梅園があります。
 市内の梅は北野天満宮や城南宮などが有名ですが、御苑の梅もいいですよ。白梅はまだつぼみでした。帰りは、通り向かいの虎屋さんに寄り、紅梅をそのまま映したようなお菓子をいただき、早春散歩を締めくくりました。

ミヤコ
雪上の「スノーシュー体験」 平成31年2月20日

ミヤコ様

 節分も無事、穏やかに過ぎました。恵方巻をかぶりつくこともなく、豆まきもせぬままでしたが。(笑)
 おかげさまで(が、ふさわしい言葉かどうかわかりませんが)今年は雪があまり降りません。よって積雪もありません。いつもこの時期は、一面真っ白な世界の中、4輪駆動のクルマを走らせているのですが。

 この時期毎年行われる大江山での「スノーシュー体験」。今年は、暖冬で開催が危ぶまれていましたが、ちょうどイベント開催日前日の寒波によって山間に雪が積もりました。ツアーの皆さんは、まさにバージンスノーを踏みしめ、トレッキングを楽しまれました。スノーシュー体験とは、日本で言う「かんじき」の西洋版「スノーシュー」(プラスチックやアルミ製で驚くほど軽い。)を履いて、雪山を散策するアクティブエンタテイメント。雪上の動物たちの足跡を発見したり、春夏には踏み入ることのできない川を渡ったり。休憩時の真っ青な空の下、真っ白な雪上でのあったかいコーヒーやカップラーメンは格別です。スキーやスノボーとはまた違った楽しみ方が味わえます。
 誰でも手軽に体験できるので、参加者も小学生から70代のシニアの方まで。ファミリー、夫婦、友人、お一人様と参加形態もそれぞれ。、が、雪上ではみんな一体となったチームになります。山遊びの楽しさはこういうことかもしれません。最近は外国人の参加者も増え、さらに楽しさが倍増します。

 ちょっとPRみたいに説明的になりましが、お許しください。ミヤコさんも参加されたら、大満足間違いなし!

 雪は、時に我々の日常の生活や生そのものを脅かしますが、スノーシュー体験のように、雪上ではしゃぐ我々を優しく見守るような自然となります。
 自然の不思議さ神秘さあらためて感じるこの季節です。

ヨサヲ