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ヨサヲとミヤコの往復書簡 京都に憧れる与謝野のヨサヲ。与謝野に憧れる京都のミヤコ。往復する2つの想いは、ただの雑感? それとも…。
初の「大学共通テスト」、丹後地方が問題に出た!!! 令和3年1月20日

ミヤコさん

 新型コロナ感染症第3波で非常事態宣言が発令され、式典をやるやらないの賛否両論が飛び交う中の成人式。当然のように中止をしたところもあれば、強行したところもありましたね。特に賛否論は、当事者無視の大人の野次馬的発言ばかり。ほんと、成人を迎えた若者にとっては、呆れてうんざりもする論議です。
 私の姪も、今年成人式を迎えました。日頃は京都で大学生活を送っていますが、この日ばかりは町に帰って同級生と一緒に成人式に出席していました。写真で見た晴れ着姿は、それはそれは素敵でしたし、表情もとても明るくてよかった。この一年、キャンパスに行くこともなく友人と語り合うこともなく、不憫な大学生活を強いられた悔しさを晴らすような凛々しくもある姿でした。
 未来を担うみなさん、どうぞ羽搏いてください!とエールを送りたいです。

 この土日は、このコロナ禍での初の「大学共通テスト」が行われました。実は、私はそもそもの共通試験である「大学共通第一次学力試験」の第一回目(最初)の受験経験者です。
 初の共通試験ということで、過去の指導が全くあてにならず、先生が暗中模索で指導されていたように記憶しています。私も、5教科7科目の勉強の仕方もわからず、半ば放棄状態。やる気まったくなかった。でも、「初」だったことは確かに覚えています。すごく話題になっていたことも。今年は、非常事態宣言発令下での試験ということもあって、当日を迎えるまでに大きな話題となっていました。

 試験当日の夕方、知人からLINEで「yahoo newsを見ろ!」と。早速見たら「タモリさん、ありがとう」のキャッチ。つい1月9日に放送されたブラタモリ「天橋立編」が回答のヒントとなると問題が出ていたらしい。さらにはLINEが入り、天橋立だけでなく丹後ちりめんも問題になっていたと。慌てて河合塾のHPで設問調べたら、まさに丹後ちりめんのことが出題されている!! しかも穴埋め問題は、丹後の織物産業の今の取り組みを記しているじゃないか!! ほんと驚きましたよ。

 いやー、こんなこともあるのですね。
 「初」の大学共通テストでこの地域が取り上げられ、それだけじゃニュースにもならないでしょうが、たまたまブラタモリの番組が最近放送されたことなど(これが半年前ならここまで大きくならないでしょう、視聴者の記憶は薄れているので)、偶然の連鎖でyahoo newsトップに上がるとは。

 日々苦労しているこのエリアのPRですが、これほど強いPRはありません。
 今後10年、地理Bで共通テストを受ける受験生、受験関連の指導者、先生が、過去問練習で必ずこの問題に接触し瞬間的にも「丹後」「天橋立「丹後ちりめん」がインプットされます。なんともありがたいことです。

 受験予備軍の勉学に励むみなさん、どうぞよろしく!

ヨサヲ
コロナに泣くな、成人たちよ! 令和3年1月20日

ヨサヲさま

 「嵐」とともに2020年は去り、新年の私の楽しみは高島屋京都店でのシーラ・クリフさんのトークショーでした。ヨサヲさんの残念がられた通り、「密」を警戒してのこじんまりとした開催。実は私の母がエントランスで「会場はどこですか」と聞いたのですが、「本日、そのような予定はありません」という答えだったそうです。ちょっと、やりすぎ?
 とはいえ、トークの内容は素晴らしかったです。
 いっけん堅苦しく思えるきものだが、着る人に合わせてフィッティングできる自由度の高い衣装であること。「着る機会がない」は言い訳で、すべての場所がきものに適していること…。膝を打つことばかりでした。
 「6、7割の白生地生産を担う地域なしに、日本のきものはありません」と、丹後の生産者への深い敬意と愛情も感じました。
 業界への賛美だけではなく、「消費者に届くまでに高価になっちゃう」と、流通の在り方をチクリと指摘されたのも、シーラさんの正直な人柄を感じてファンになっちゃった!

 シーラさんは、安価な化繊や綿のきものも「きものすそ野を広げる上で大切」と話されました。観光地のレンタルきものや夏の浴衣とともに、1年で最も晴れ着が注目されるのは、何といっても成人式です。
 ことしも古典柄の正統的な振袖から、胸に大きなリボンを結んだり、カールさせた長い髪を垂らしたままの和洋折衷のスタイルまで多彩です。例年は、「品がない!」とむかっ腹を立てていましたが、今年は「これもすそ野。大いにやって頂戴!」と大きな構えでいたところ…「成人式の中止か延期」の自治体が相次ぎました。
 私は成人式にあたって、祖父が振袖を仕立ててくれました。晴れやかな気持ちとともに幸せな思い出が甦ります。それはレンタルであっても同様でしょう。
 女性は一生美しい存在ではあるとはいえ、若さと未来への希望に輝く1日はやっぱり晴れ着で祝ってあげたい。それが叶わないとしたら残念です。
 緊急事態宣言前夜の京都市では11日、賛否両論のなか、式は決行されました。当日朝から岡崎公園周辺は大渋滞。ようやくたどりついた会場は、「久しぶりに密を見た!」という状態で、ちょっと複雑な気分。「おめでとう!でも、晴れ着出資者の両親や祖父母にウイルスは持ち帰らないようにね」と心で願いました。
 式に出席した成人も、家で迎えた成人も、コロナ禍で大人の一歩を踏み出した彼らの前途が、希望の灯を感じる未来でありますように。

ミヤコ
与謝野町観光協会 会員企業
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