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観光客倍増で地元は幸せになる?
観光客倍増で地元は幸せになる?
平成30年11月27日
ヨサヲさま
美しい季節は駆け足、ずんずんと季節が進みます。昼間には暖かでも、朝晩は冷えます。吐く息も既に白く、長い冬に突入です。あ、平成最後の冬なのか。このごろは残り少ない年号、時代を惜しむように何にでも「平成最後」の枕詞が付いていますね。先日、商店街を歩いていたら「平成最後のアンチエイジングの日」と書いてあり、平成最後にして初めて、そんな記念日(「いいとし」で11月14日らしい)を知りました。
さて、仕事で少しの間、福知山に住んでいたとき、府道や国道を含む「道路への期待と失望」を何度か耳にしました。過疎化が進むまちの人たち曰く、「道路ができれば楽に行き来できる。だから、若者は都会に移住しなくて済むし、まちの商店にも人が来る、と思っていた」。しかしフタをあければ「楽なことで、かえって若者も買い物客も都市に行ってしまった。それどころか、地元負担のメンテナンス費も結構きつい」と。
その言葉を裏付けるように、商店街は年々活気を失い、暮らしに不可欠な施設、たとえば診療所や金融機関が少しずつ姿を消す地域もありました。
こんな実感を経て、かつてのように道路に課題な期待はせず、でも、利便性のアップは絶好のチャンスとして、ウィンウィンな活用策を探るときなのでしょう。ぜひ、与謝野の良さをそのまま愛し、味わってくれる観光客を呼び込みたいものですね。
それは「数」「量」では決してないです。もちろん、与謝野ファンを増やしたいけれど、適正規模は守りたい。「とにかく量」となると、ふるさとの姿が変わってしまいます。
ぜひ、京都市の失敗(あえて「失敗」と言っちゃいます!)をご参考に。
狭いバスも地下鉄も、観光客のキャリーバッグとリュックでギュウギュウです。行きつけのうどん屋にもいつの間にか長い列。京都市は古くから観光都市ですが、この数年は本当にひどいです。通勤もちょっとした移動も、キャリーバッグの観光客と同乗(写真)。ちょっとしたゴハンさえ待ち時間がある。こんな日常は異常です。
「観光公害」という言葉が市民から聞こえるようになり、京都市は「量から質へ」を合い言葉にブレーキを踏んでいるけれど、なかなか歯止めはかかりません。
観光客を歓迎したり親切にしたりする心の余裕は、地元の住民の快適な暮らしが守られてこそと、つくづく思います。
ミヤコ
「したみち縦貫道」に物語を。
平成30年11月27日
ミヤコさま
京都縦貫道の開通は、府北部にとって待ち望んだ夢の道路の開通でした。京都から3時間、しかも曲がりくねった細い道、走っては止まりの連続の信号道を、幾度となく往復しました。行きはともかく、帰りはたいへん疲れる道でした。
それが、天の橋立ICから縦貫道に上がれば、ほんの1時間半で京都エリアに入ります。しかもノンストップ、ノンストレスで。
ここから都・京都を目指すのは、京都(市)という点(スポット)です。
府下に住む者にとっては、目指す京都に1分でも早く着きたい一心。しかも自分の町と似たような光景を楽しもうとは全く思わないものだから、ひたすら走る。亀岡あたりまでの目に入る風景はほとんど変わらず、どこも一緒の京都府下=京都市以外。京都府下は、与謝野も舞鶴も園部も亀岡も一緒です。
やはり京都府は、京都市と京都市以外に分断されます。あえて「分断」と言いますね。観光パワーにしろ、経済パワーにしろ、格差が著しい。京都市が観光地として日本というより世界を代表する超メジャー地であることも原因でしょうが。それにしてもです。(悲)
ミヤコさんは、京都という点(スポット)から、府下エリアの楽しみ方を提示してくれています。この視点はある意味、訪日・日本人を問わず観光客視点です。
縦に長い京都は、風土の変化を楽しめる絶好の地形でもあるわけで。
京都府下がこの観光客視点に気づき、風土の変化を楽しめるような工夫ができれば、それはさらに歴史や文化の違いを楽しめるような工夫に展開するはずです。
「したみち」に物語(ストーリー)ですね。
「早い」「便利」の目線でしかない我々府下に住む者ではなく、まさに府下外の方の「余暇」と「時間」の楽しみ方のアイディアや知恵が必要です。
遠いから面白い、時間がかかるから楽しい、不便だからこそ価値がある、何も無いからすばらしい!そんな「したみち縦貫道」にしたいものです。
与謝野への道は「したみち」で。その通り!と自信をもって言えるように。
ヨサヲ
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