ヨサヲとミヤコの往復書簡 京都に憧れる与謝野のヨサヲ。与謝野に憧れる京都のミヤコ。往復する2つの想いは、ただの雑感? それとも…。
お餅は「つく」もの。 平成31年1月16日

ミヤコさん

 会社勤めが始まり、すっかり気分は仕事。また日常のメールだのネットだのIT社会の中での日常が始まりました。

 ミヤコさん、この正月、お餅食べられましたか。
 我が家は元旦の朝に家族そろって雑煮餅を食べ、夜は豚しゃぶの締めにお餅を入れます。2日目の朝は味噌汁に白菜とお餅。3日目はこんがり焼いて、大根おろし醤油で。
 基本、1月はお餅月間となり、特に朝は毎日のように餅を食べて家を出ることになります。
 この正月餅、いつもスーパーの市販の餅を購入していましたが、今年は4日に「餅つき大会」が行われ、何年かぶりに「臼でついた、つきたてのお餅」を食べました。いやー最高に美味い!。(じんわりあったかい)つきたてのお餅に少し醤油を垂らし、またきなこをつけて。餅つきも何年かぶりに参加して、杵を振りかざしました。1時間前のもち米が、粘りのある固形になり見事なお餅となって仕上がるさまは、とても不思議で面白い。
 この餅つき、田舎ではよくある正月の光景ですが、都会ではほとんど見られないですね。(おっと、スーパーやショッピングモールのイベントではありそう。)
 都会育ちの子供達に「この餅どうやってできる?」と聞いても答えられないかもなあ。もしくは家庭用の餅つき機がある子供は、機械で練られるとでも答えるかな。
 都会の子供たち、餅は「つく」ものです!

 臼を囲んで、みんなで掛け声をかけながら、つき手と練り手で作り上げるお餅を見届け、つきたてのお餅をみんなで食べる。なんとも喉かで安穏な時間です。
 こうした地方にまだ残る何気ない日常の行事を大切にしたいものです。

 田植えや稲刈りが、体験コンテンツとして都会のファミリーや学校関係者に人気があるように、餅つきもきっと楽しい体験コンテンツになります。
 餅つきツアー、きっと訪日にもウケると思うなあ。

 これから夕食、今日はきなこ餅です。

ヨサヲ
与謝野で深呼吸、心が豊かになる不思議 平成31年1月16日

ヨサヲさま

 ヨサヲさん、穏やかなお正月をお過ごしでしたか?ことしもよろしくお願いします!
 年賀状も飾り物も、かわいいイノシシ柄がいっぱいで、年明けからほっこり温かな気持ちになりますね。写真は京都市内の雑貨店のイノシシコーナーです。初詣に出かけた上賀茂神社では、参拝者がイノシシ型の骨組みにおみくじを結んでいました。新年の祈りをいっぱい抱えた白いイノシシ。変化の年を力強く、駆け抜けていきましょう!

 ヨサヲさんのご指摘とおり、ことしも観光の動向に注目が集まることは間違いないですね。国は「五輪の年に観光客3000万」の目標を上方修正して、4000万、さらに6000万を目指せ!と強烈な鼻息です。
 日本初のカジノ開業に向けても、自治体の誘致合戦が熱を帯びていますね。地域活性、雇用促進、税収アップ‥目論見通りに行くのでしょうか。負のオーラをまとったさまざまな問題点も置き去りのまま、それでも生き残りをかけて手を挙げざるを得ない地方都市の現状が切ないです。
 カジノって発想も、新しいようで実は古くてショボくない? 豊かな自然と風景、歴史や風土に根付いた産業、多彩な食や文化、魅力的な人。足もとの宝物を輝かせる営みこそ、ビームのように光を放ち、遠方からのお客様を招くような気がします。
 ぬくぬくの室内で賭けに興じるより、私はスノーシューはいて雪まみれになりたい。同じ思いの人、国の内外を問わずいっぱいいると思うなあ。

 ということで、私はことしも変わらず与謝野ラブ。心に染みるホンモノ企画、またお知らせくださいね。与謝野でする深呼吸は、なぜか最高です!

ミヤコ