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屋根のない建築博物館

ちりめん街道

Chirimen Kaido
加悦
エリア
「ちりめん街道」は、江戸から明治・大正・昭和初期にかけて高級織物丹後ちりめんが隆盛を極めた場所です。当時の商家や医院、銀行など、ちりめん産業により町を近代化した建造物が多く残されており、平成十七年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。建造物の希少さから、専門家からは「屋根のない建築博物館」とも呼ばれています。

Feature

重伝建に選定された
歴史建造物の宝庫

江戸、明治、大正、昭和と、時代を飛び越えて建築された建造物群が集約された地区は全国的に見ても珍しいとされ、平成17年12月27日に、全国72番目の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。そして多くの貴重な建造物が、今でも一般住宅として利用されています。

高級絹織物である
「ちりめん」発祥の地

丹後最大の産業、高級絹織物「丹後ちりめん」。その、ちりめんの始祖「手米屋小右衛門」は西陣へ送られ、技術を習得したあと、加悦谷にちりめんを広めたとされています。現在、ちりめん街道の杉本家住宅の前には「縮緬発祥之地」として、手米屋小右衛門の功績をたたえる石碑があります。

「ここは日本か」と
驚くほどの賑わい

明治から大正時代、ちりめん街道の中心にあたる与謝野町加悦の中市から下ノ町にかけては、街道筋にランプ屋・化粧品屋・牛肉屋・呉服屋・料理旅館・人力車屋・駄菓子屋・床屋・うどん製造店・帽子屋などが軒を連ねていました。その賑わいを見て、遠足に来た子どもたちが「ここは日本か」と驚いたそうです。

旧尾藤家住宅

生糸ちりめん商家で栄え、町に多大な貢献した尾藤家は、この町のリーダー的存在でした。その尾藤家の住宅が現在も残り、内部を見学することができます。この時代の建築には珍しい洋館があり、日本建築の1階に2階洋館が重厚な造りで乗っているためとても珍しい造りとなっています。
»旧尾藤家住宅

旧加悦町役場庁舎

ちりめん街道の北側入り口に建つ旧加悦町役場の庁舎。昭和3(1928)年、前年の丹後大震災で倒壊した庁舎に変わる新庁舎として、当時の町長であった尾藤家11代・庄蔵を中心に計画されました。現在は与謝野町観光協会、およびシルクブランド産品の展示、シルク手作り体験などの拠点として活用されています。
»旧加悦町役場庁舎

Photos

Information

明治・大正・昭和とそれぞれの時代の建築がコンパクトに集約された町。ちりめん街道には、商家や医院、銀行などちりめん産業により町を近代化した建造物たちが今も静かに佇んでいます。
名称ちりめん街道
エリア加悦
住所京都府与謝郡与謝野町字加悦
TEL0772-43-0155(与謝野町観光協会)
駐車場旧加悦町役場庁舎横 無料駐車場有り
HPhttps://yosano-kankou.net/chirimenkaido/
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