ヨサヲとミヤコの往復書簡 京都に憧れる与謝野のヨサヲ。与謝野に憧れる京都のミヤコ。往復する2つの想いは、ただの雑感? それとも…。
「福知山」「京都」を超えるぞ、「上高地」 平成30年7月04日

京都で「ほたる」なんて、驚きです!京都は「ほてる」とばっか思ってました。(笑)
東山三条白川橋、ここは相当な京都通じゃないとわかりませんね。知恩院からも三条京阪からもそう遠くはないようですが、各々からは、蹴上のウエスティン都ホテルの宿泊が目的ですね。まさに、「ほたる」じゃなく、「ほてる」。
訪日客で溢れる京都市内、このような市内で鑑賞できる蛍(=ディープな京都の楽しみ方、しかも期間限定)は、市民の楽しみとしてこっそり大切にしたいものですね。
光秀の首塚も驚きです。ここまで知れば、京都検定1級いけるかも!です。
話は変わりますが、先日、梅雨、蛍の季節から抜け出し「上高地」に行ってきました。天候が危ぶまれましたが、なんとか曇り時々小雨で、一足早い避暑地感を満喫してきました。何度訪れても、日本人の自分が、「こんなところあったんや!」と驚きます。(訪れたことないですが、ヨーロッパ・アルプスの景観ですね。)
さすが、「神・降・地」光秀どころじゃない、神の降りた地です。
訪日客の観光スポットには、必ず京都の名所が連なりますが、この地は上位にランキングされてません。上高地でも訪日客を見かけましたが、京都に比べれば圧倒的に少ない。正直、日本人の楽しみとしてこっそり大切にしたい。ですが、近いうちに必ず上位に入ってくると思いますよ。行くなら、今です!
併せて、与謝野町の大江山連峰もトレイルが楽しめる時期。来るなら、今です!

ヨサヲ
白川橋、光秀しのんで蛍舞う? 平成30年6月27日

ヨサヲさま

 田んぼにもまだ水面が見え、緑したたる丹後の山々や青空を映していることでしょう。鳥の目で与謝野散歩してみたいです。夜には蛍もさぞかし。以前に読んだ小説に、蛍の群舞を表し、「小さな松明を持った子どもたちが駆け回っているよう。にぎやかなのに静寂だ」とありました。美しい上、「本当にそうだな」と心に残っています。
 京都市内で蛍の名所といえば、東山三条の白川橋です。ここは繁華街に近く、交通量も多いのに、蛍がたくさん飛んでいる不思議なポイントです。
 近くには、ある名君の首塚が。そう、ヨサヲさんとのやり取りで盛り上がる明智光秀公!丹波や丹後地域では慕われているものの、京都市内ではまだまだ「逆賊」的扱い。ゆかりの地もないのかな‥と調べたところ、首塚の存在を知り、早速、訪ねてみました。
 橋から白川のほとりを南へ、二つ目の角を曲がれば、住宅街にひっそりと祠が佇んでいます。五輪塔の首塚は風化して丸みを帯びてはいますが、ゆかりの桔梗も植栽され、周囲はきれいに清掃されています。ちょうど、花束を手にしたご婦人が来られました。聞けば、「亀岡出身の父が月詣でしていた遺志を継ぎ、私も花を手向けています」とのこと。そこに、角の和菓子屋「餅寅」の女将さんもお餅を供えに来られました。小栗栖で殺された光秀の首級は本能寺に晒された後、この近くの粟田口に葬られたといいます。首塚は亀岡の谷性寺にもあるが、「ここには遺骨も収められている」とお二人。
 真偽はわかりませんが、京都市内の人にも光秀公が大切にされていると知り、嬉しくなりました。餅寅には桔梗の焼印の「光秀饅頭」も。抹茶と白味噌という京らしい組み合わせで、ドラマの頃には全国的な名物になるかも。もちろんゲット!夜の蛍狩りに向けた「むしやしない」にもぴったりのおやつでしたよ。

ミヤコ