与謝野町ゆかりの歌人、与謝野鉄幹さんが昭和五年五月に当地を訪れた際に町の名勝・大江山を詠んだ短歌です。
加悦谷に風が強く吹きすさぶ一日、流れ飛ぶ雲の合間に大江山が現れては消え、また現れる。その動きはまるで天空を駆け抜ける大きな馬のようだ、とうたっています。
大江山を見上げる、あるいは動画のように大江山から加悦谷平野を見下ろす、どちらの眺望も、大江山に抱かれたわがまち与謝野町が誇る大パノラマです。
この時期、秋の夕日に染まった雲もおすすめです。
飛ぶ雲に秋の日ひかり
そのもとに
大江の山の盛れるうす紅
鉄幹