ヨサヲとミヤコの往復書簡 京都に憧れる与謝野のヨサヲ。与謝野に憧れる京都のミヤコ。往復する2つの想いは、ただの雑感? それとも…。
暑い夏に、昭和を懐かしむ。 平成30年8月14日

 ホップ、お褒め頂きありがとうございます!町の宝になればと思っています。

ご質問の件ですが、与謝野ビールは京都錦市場近くのスプリングバレーブルワリー京都で飲めます。お店は、町屋を改装した、いかにも京都らしい素敵な店構え。与謝野町産ホップのビールは「与謝野IPA」「京の初摘みホップ」の商品名で提供されています。毎日続くこのうだるような暑さ、グイっと飲んでしばしの清涼感を味わってください。

(ぜひ、ご友人と一緒に。私も飲んだことがないので感想聞かせてください。)

こちらでは、毎週土日ホップ摘みイベントが催され、全国のクラフトビールファンが集まって活気づいています。ミヤコさんもいかがですか。

 

それにしても写真の宇治金時、みごとですねえ。むちゃくちゃ美味しそうです!暑い京都で食べるかき氷、しかも宇治金時は格別でしょう。「宇治金時限定」かき氷を巡る京都夏の旅2日間とか、旅行商品化したら? ツアー特典は、並ばないですぐに食べられること。こんなツアーがあったら、きっと瞬殺完売!

今時期、こちらは店先にスイカが並びます。

小学生の頃、毎日の水泳訓練の後、スイカにかぶりついていました。井戸に漬けた大きなまん丸のスイカを6等分し、スイカを囲んで祖父母、両親、兄弟家族みんなでほうばっていました。スイカの食べ残しは、そのままカブトムシの餌に。半世紀前の日本中の夏の光景でしたね。ところが最近の都市部の子供たちは、スイカをよく知らない。核家族化が進み、マンション暮らしのファミリーには、大きなスイカは食べきれないし、冷蔵庫に入らない。地方は地方で、子供たちがいないお年寄り夫婦だけですから、大きなスイカはもっと食べきれない。だから、最近は角切りにした赤いところだけのスイカがフルーツパック=果物のように販売されています。

すっかりスイカも核家族化、少子高齢化の波をかぶりましたね。最近は小玉スイカが出回ってますが、もうふた回り小さくなれば、それこそフルーツ(果物)として、売れるでしょうに。スイカを眺めながら昭和を懐かしむ、そんな暑い夏のひとときです。

※そういえば、今年で平成がなくなるんだー。

 

スプリングバレーブルワリー京都(SVB KYOUTO)ホームページ

http://www.springvalleybrewery.jp/kyoto/ 

ヨサヲ
京のかき氷、何であんなに高いのか。 平成30年8月08日

なるほど!蕪村も若冲も、確かに流行のクリエーターです。
 当時から引っ張りだこだった蕪村はもちろん、若冲も生前から斬新な作風が人気を集めたといいます。ホップという新しいアイテム、何ともイラスト映えする葉っぱや実のカタチ‥創作ゴコロをかき立てられていたはず。
 それにしても、ホームページの動画や写真、すてきですね。夏空と青い山にホップが映えます。ハイカラな晶子とともに、蕪村もきっと詠んだはず。「酒十駄 ゆりもて行くや夏木立」という句を見つけました。「酒」を「ホップ」に替えれば、ホップを背に麦酒工場に向かう馬の後を、ゆらゆらついて行く蕪村の姿が見えそうです。
 与謝野絶景ビール、京都市内でも飲めますか? この時期、京都市内はデパートの屋上から花街まで、多彩なビアガーデンがあります。職場の暑気払いもビアガーデン!といきたいけれど、最近は観光客が多くてどこも一杯。地元民の癒しとガス抜きの場がどんどん少なくなっていきます。
 私は実は下戸なので、夏の楽しみといえば断然「かき氷」です!
 京都市内には行き尽くせないぐらい多種多様なかき氷があります。「なぜ、氷とシロップでこの値段なのか」「なぜ、こんなに腹が膨れるのか」「なぜ、観光客はこんなところまで来るのか」など毎年同じ会話を繰り返しつつ、週末には友と「かき氷狩り」へ。
 桃やキウイ味がたまらない北野天満宮の「古の花」、下鴨神社・糺ノ森の蝉時雨の中でいただく茶屋「さるや」、行きにくい場所ながら人がわんさか桂の「中村軒」、梅蜜にうっとりお値段も優しい一乗寺「中谷」、高値にひるむがひと夏に1度は食べたい「虎屋菓寮」・・おすすめも尽きません。
 写真は、京菓子の笹屋伊織が営む大丸京都店内のカフェ。定番の宇治金時ながら、「濃茶」とあるのを注文しました。抹茶量が3倍といい、口の中は「清涼」というより、じんわり「熱」を感じるような濃さでした。美味!
 酷暑の中にも、もうすぐお盆。逝く人しのぶ送り火とともに、かき氷の夏が行くのが、私はさみしい‥。

ミヤコ